導入事例
中外製薬株式会社
別所成美 様、アディカリ・スバース 様、京極結 様、丸山まゆみ 様

【社内イベントの一環として】研修テーマ「コミュニケーション」


《レクリエーション プログラム》
社内イベント(ダイバーシティウィーク)のひとつとして、4チーム32名のみなさまにご利用いただきました!

(写真左から)別所成美 様、アディカリ・スバース 様、京極結 様、丸山まゆみ 様
別所成美 様、アディカリ・スバース 様、京極結 様、丸山まゆみ 様

積極性や人との関わり方など、自らが気付き、実感することで意識が変わる

暗闇ワークショップのプログラムの中で新たに開発された「レクリエーション」は、遊びを取り入れた楽しめる内容で、企業だけでなく団体、研究会など導入しやすいプログラムとなっています。今回、社内イベントの一環としてご利用いただいた中外製薬のみなさまに、ご導入の狙いからご感想、研修の効果など、アテンドの木下(キノッピー)とともにお話をうかがいました。

まずは今回、レクリエーション・プログラムをご導入いただいた経緯などおうかがいしたいのですが、以前、研究部門のみなさまにビジネスワークショップ・スタンダードをご利用いただいて以来となりますか?

丸山様(以下、敬称略)「そうですね。チームの生産性を高めるため、弊社では人財育成部がシステムコーチングの手法を取り入れた組織開発のプログラムを実施しております。研究本部のグループに3回シリーズのコーチングを実施する際、そのうちの1回にダイアログ・イン・ザ・ダーク(以下DID)を導入できないかと思い、志村季世恵さんにまずはご相談させていただきました。そのグループの目的が“イノベーションを起こすチーム”というテーマでしたので、DIDが既存のやり方にはないイノベーティブな思考を刺激すると考え、当時、実施させていただきましたね」
※中外製薬様の研究所にて、ビジネスワークショップ・スタンダードを一部カスタマイズしてご利用いただきました

別所様(以下、敬称略)「今回は、社内で実施している“ダイバーシティウィーク”イベントの一環として利用させていただきました。当社は2012年頃からダイバーシティに関する取り組みを行っております。その中で、多様な人の力を活かしてイノベーションにつなげていくことを目指し、ダイバーシティをイノベーションに繋げるためのインクルージョンとして、多様性を受け入れ、自ら発信していくことを促進するなどの活動を行っています。
 ただ、インクルージョンという言葉自体に対して、社員それぞれイメージをもっていると思うのですが、実際体験してみないとわからないことは多いですよね。昨年は、ダイバーシティウィークに社員参加型、体験できるものを取り入れようと企画しました。以前、ダイバーシティ推進室のメンバーでDIDを体験させていただいたことがあり、それがとても良い経験で、考えていることと実際体験したものは違うということを実感いたしまして、導入させていただきました。今回は業務としてではなく個人としての参加、就業後の時間ということもあったので、時間が短めということでレクリエーションを選ばせていただいた次第です」

ありがとうございます! 実際体験された京極さん、スバースさん、研修はいかがでしたか?

京極様(以下、敬称略)「私は今、本部のダイバーシティ推進に携わっているのですが、推進委員のメンバーで参加してみようと声をかけられたのが参加のきっかけでした。あれほど真っ暗な状態にいるのはおそらく生まれて初めてで、アテンドの方にも『見ることはさっさと諦めてくださいね』と言われ(笑)、本当に何も見えなくて。でもその分、周りの人の気配、声をかけてもらったこと、手をつかんで歩いたことなど、暗いからこそゼロベースでのコミュニケーションが取れたのかなということを感じました。
 ふだんのコミュニケーションの中で、たとえばこの人はこの仕事を長く担当しているから、こういう性格の一面があるから、そういう部分で判断して諦めてしまうことや、敢えて飲み込んで言わないことがあるのですが、そういうことを全部取り払った時、自分の気持ちはすごく伝えやすいなって思いました。また、他部署であったり世代が異なる方であっても、暗闇では、元々自分がもっている思い込みとは全く関係なく考えていることを発信できたので、これからは暗いところだけではなく、ふだん仕事をしている中でも、まずは伝えるという努力をしないといけないなと強く感じました。そしてこれはぜひ他の人にも経験してほしいと率直に思いましたね」

ご体験の様子

別所「そういう声は多く聞かれましたね。いかにふだん、視覚による先入観を持っていたのかということに気付かされるとか」

京極「見た目でちょっと怖そうだなと思うと話しかけられなかったり、逆に優しそうだから聞いてみようと思ったり、そういう先入観をもってしまっていても、暗闇では何もわからなくなりますから」

木下(以下、キノッピー)「暗闇ではそういう情報もなくなりますから、意外な一面が見えたりすることもあるようですね」

京極「確かにそうですね。また、知っているつもりでいたメンバーでも、暗闇で『ここだよ』とか『渡すよ』とかとても思いやりが感じられるコミュニケーションを取ることで、更につながりが深まったということもありました」

スバース様(以下、敬称略)「私が参加して思ったのは、体験できる内容も、得られる気付きもとても多かったということです。自分は今、臨床試験の試験運用を担当する部署にいるのですが、多くの人と関わりながら物事を前に進めなければなりません。薬ごとにリーダーがいるのですが、自分の判断が正しいか間違いか、わからないままチームを引っ張っていかなければならないこともあります。
 暗闇での体験はそれと似た状況で、リーダーシップを引き上げる体験になると思いました。たとえば、一人では絶対に外に出られないため、いかにチームメイトのサポートが大切か気づかされる体験でした。ふだんは人の顔色をうかがうとか、空気を読むとかありますが、暗闇の中では、自分が助けられるところは声を出して助けるなど、積極性が出ました。今回の研修は、仕事をする上での人との関わり方、いかに言葉で伝えなければいけないか、そしてリーダーであろうがチームメンバーが一番大切であるということに気付かされた体験でした」

リーダーシップ、チームワークという面でも効果があったということですね

スバース「そうですね。自分がリーダーと思って行動しない限り、置いていかれると思ったこともあり、声を出して『右です』とか伝えていましたし、そうしないとチーム全体としてうまく機能しないと考えました。この研修は、新たにプロジェクトが始まる前にみんなで体験すればすごいチーム力がつくのではと思いました! それで研修の後、グループ全員にこの感想を伝え、機会があればプライベートでも絶対一度は体験すべき研修だと伝えました。自分がリーダーになったら、自分がお金を出してでもチームを参加させたいくらい、今回の体験は今でも心に残っています」

ありがとうございます! ぜひ体験していただきたいです。今もお仕事の場で実践されていることや変化などはありましたか?

京極「思っていることはしっかり伝えないと伝わらないということは、意識して行動できるようになったと思います。以前は、他の人が進めていることにはあまり口を出しちゃいけないのかなと思ったり、リーダーがやっているから自分は言われたことだけやるのかなと思ったりしていましたが、それについてわからないことがあれば素直に聞いてみようと。
 暗闇では、指示が明確でないと何もできなかったので、たとえば今行っている仕事の方向性がわからなくなったら、確認するようになりました。あと、ダイバーシティ推進委員のミーティングが月1回あり、そこでは思ったことは積極的に伝えるようになったと思います。ただ、今回、推進委員全員が参加できたわけではないので、体験したメンバーが行動を起こし、周りにもっといい雰囲気を作っていければいいと思いました」

スバース「自分で気付いて意識が変わるというのが、この研修の一番いいところですね。チームワークとかサポートが大切ですとか、日頃耳にすることは多いですが、この研修を体験すると、本当にそうだなということが実感できるので、意識が変わると思います。とても効果的な研修手法だと思います」

キノッピー「大切なところをお話いただきありがとうございます。アテンドさせていただく僕たちも、参加された方から『そこまで気づかれたんですか!?』と驚くようなことをおっしゃっていただくことも多いですね。感じることは人それぞれ違いますが、ご自身の中から湧き上がってきたものを感じていただいているので、アテンドの存在はそのきっかけに過ぎないと思っています」

アテンドの木下と

別所「今回、見えないものに気付く機会の提供と、チャレンジ意識の醸成という2つをコンセプトとしていましたが、みなさんいろんな気付きがあったようで、それは達成できたのではないかと思います」

ダイアログの研修の効果など、実感のこもったお話をいただき感謝しています。本日はありがとうございました!

(※2018年3月取材)

    ~ご体験されたみなさんのアンケートより~
    研修に参加された皆様
  • 「“つながり”をもっと大切にしたいと思いました。一人ではとても不安なのに、だれかの手があれば怖くない。仲間が大切である気持ちを大事にしたいと思います」
  • 「目標があれば、初めて組んだチームでも成果を出せる」
  • 「自分から声をあげて発信すること、周りの声に耳を傾けることを意識しようと思います」
  • 「最近、skype会議など、音声のみで会議をすることが多くなりましたが、その際にどういう状況なのか、伝わっているのか、どう感じているのか、見えない代わりに声で伝えること、いつも以上に気にかける必要があると思いました」
  • 「プロを見つけ、先導してもらいつつ、自分の思いもきちんと声に出して発信することが、チームの成功につながると感じたので、実践します」
  • 「暗闇で対話することで、相手の表情を気にせず本音が言えた。また、ふだんはあまり大きく声を出して返事をすることなどなかったのですが、今回の体験で、自分はここにいる!ということを相手に気付いてもらうためにたくさん声を出すことができ、なんだか気持ちが良かった」
  • 「自分の常識はすべての人に当てはまるものではないこと、相手はこう感じるかも、という想像力を大事にしていきたい」
【中外製薬株式会社】https://www.chugai-pharm.co.jp

中外製薬様ロゴ 1925年創業。2001年にスイスの製薬企業ロシュ社と戦略的アライアンスを締結、世界最高水準の研究開発体制を実現。革新的な医薬品とサービスの提供を通じて新しい価値を創造し、世界の医療と人々の健康に貢献することをミッションとし、「すべての革新は患者さんのために」という哲学のもと、事業経営を展開している。