導入事例

【職員研修】研修テーマ「コミュニケーション」


《ビジネスワークショップ スタンダード+翌日ディブリーフィング:カスタマイズでのご利用(英語運営)》
研修はすべて英語で実施、暗闇研修(4時間)+翌日の振り返り(2.5時間)の計2日間、5チームでご利用いただきました!

スーパーバイザー 人事総務  利光 奈奈 様
利光 奈奈 様

「暗闇研修の翌日、一晩置いてからより冷静に振り返りができたことで、実際の業務への落としこみができたと感じています」


 ダイアログ・イン・ザ・ダーク(以下DID)のビジネスワークショップは、英語での運営も可能です。ドイツに本社があり、日頃の業務は世界中の各拠点とのやりとりが多いというヘラージャパン様は、国際色豊かな社員の方が参加されることから、研修はすべて英語で行われました。そして、研修翌日には会場をヘラー様に移し、アテンドの小島淳がディブリファーとなり振り返りを実施。新しい形で研修をご利用いただきました。その狙いと実際の効果などについて、小島とともに利光さんにお話をうかがいました。

今回、どのような経緯でDIDの研修をご導入いただいたのか、狙いなども教えていただけますか?

利光様(以下、敬称略)「弊社の代表が代わり、かつ社員が一気に増えたことで組織の土台がグラグラしており、社員一人ひとりが今後の会社の方向性が今ひとつ見えないという状況下だったため、早急に組織強化が必要でした。その上で、刺激的な方法、ただしあまり時間はかけられない、英語でもご対応いただけるということで、DIDの研修が効果的ではないかと思った次第です。いろんな研修はあるものの、英語で可能というのはまだまだ少ないですね」

社員の方は外国人の方も多く、ふだんのコミュニケーションは日本国内にとどまらないそうですね

利光「はい。しかも、プロダクト毎に欧州、アジア・パシフィックなど各拠点とのやりとりをそれぞれ担っていて、あるプロダクトは日本では1人で担当しているというものもあります。このような環境下でそれぞれの忙しさが互いに見えなかったり、相談したくてもできなかったりという中、外資だから仕方ない…といった雰囲気がありました。そのため、今回の研修は全社員同じ環境で行いたいとうのが絶対条件であり、願っていることが実現できて有意義な研修でした。社員みんなが『暗闇』という同じシチュエーションだったため、コミュニケーションもより活発になったと思います。ネイティブレベルの英語が上手い外国人社員もいますが、全員がネイティブではないところもまた、良かったのかな。誰も完璧じゃないということで、話しやすかったのではないかなと思います」

小島「みなさん、元気いっぱいでしたね」

ご体験の様子

利光「活発に意見が出せていたと思います。ふだんから海外とのやりとりが多いという点では、社員皆、発信力はあるほうなのかもしれません。ただ、最初は発信する人、タイミングがつかめない人、若干偏りがありました。研修が進んでいくうちに、傾聴の大切さや、抽象的なモノの言い方ではなく共通の物差しをもって言わないと伝わるものも伝わらない。『同じ物差しで見る』重要性に気付いたりと、盛り上がっていました。研修後のアンケートでは7割以上が『チームビルディングの重要性を感じる』と答えていて、それぞれの気付きがあったのだと思います」

初日の暗闇研修を終えた後のみなさんは、どんな印象でしたか?

利光「最初に集合した時は、同じ会社の社員なのにちょっとした距離感をそれぞれ持っていた感じでした。普段、ほとんど東京には来ることがない広島オフィスの社員も来ていたので、実際初対面の方も多かったのです。でも、暗闇から出てきた後は、和気あいあいとしたチームになっていましたね。その後、近くの立食形式のお店でギャザリング(会合)をしたのですが、人事が動かなくても、みなさんで会話が盛り上がっていました。雰囲気がとても柔らかくなったと思いました」

翌日に「振り返り」を行うことになったのは、どのような狙いがあったのですか?

ディブリーフィングの様子

利光「上司に今回の研修の話をした際、フォローアップ(定着)はどうするのか問われまして。ちょっと時間を置いたほうが気付きも多いだろうということで、広島チームも東京に出てきているので翌日に振り返りを行うことになりました」

小島「私も2日間担当させていただきましたが、2日目も3時間近くお時間をとっていただけるなんて、英断をされたなと思いました。また、これまでお互いに、ワークショップそのものについてまで突っ込んだやりとりをさせていただくことはあまりなかったので、いい刺激になりました」

利光「一度家に帰り、暗闇での熱さを消化して、翌日は視野をより広くもって臨めたのではないでしょうか。もし、暗闇研修が終わってすぐに振り返りをした場合、それぞれの熱い思いが出て盛り上がったとは思います。でも、その時の熱い思いを紙に書き、一度DIDさんにお渡しして、翌日それを受け取って再度見た時、自分の中の温度が違っている。より冷静にそれぞれが真剣に考え、実際の業務に落としこむところまでできたのではと思っています」

ワークで出て行きたご意見:Say 大声で Good Morning Everyday ワークで出て行きたご意見:Take Time to explain in detail in Communication ワークで出て行きたご意見:Listen more Carefully

研修での気付きを忘れず、いかに日常に落とし込んでいただけるかは、私達にとっても課題となっています

利光「今回の研修での気付きを今後の仕事に活かすために『今の仕事に活かすコミュニケーションの要諦5項目』(*)というのをまとめまして、全社会議や四半期ごとの会議などで、プレゼンの最後に『覚えていますか?』と実践を問いかけています。中には『ああ、懐かしい』とか、『そんなこともあったね』なんて反応もあるのですが、暗闇研修を思い出すことで、会議が終わった後の雰囲気にほっこり感があるのは嬉しいですね。1年前を考えると、良くも悪くも外資のドライな部分が非常に目立つ雰囲気でした。それが研修後は『珍しいメンバーでランチに行くなぁ』と思ったら、『実はDIDで一緒だったんですよー』という人たちもいます。話してみたら、うちの社員はみんないい人達なんだ、そんなところに落ち着いたのも、良かったなと思っています」
(*)今の仕事に活かすコミュニケーションの要諦5項目:①大きな声で挨拶する②人の話を注意深く聞く③具体的に話す④相手の存在を認める⑤自分から発信する

今日はとても参考になるいいお話をありがとうございました!

利光「こちらこそいい機会をありがとうございました。我が社もまた社員が増えていくと思います。成長過程でチームビルディングなど、研修も検討していきたいと思っています」

ご体験の様子

(※2015年9月取材)

【ヘラージャパン株式会社】http://www.hella.jp

ドイツの自動車部品メーカー『Hella KGaA Hueck & Co.社』の日本法人。世界35カ国以上に100の拠点をもち、自動車業界におけるライティング技術、電子部品、システムを開発・製造している。日本は本社が東京、営業所が広島にある。