導入事例
富国生命保険相互会社
人材開発本部 内務教育グループ 専任副部長 柳川重子様、業務部 業務グループ 主任 佐藤芳子様

【職員研修】研修テーマ「コミュニケーション」

《ビジネスワークショップ カスタマイズでご利用》
一般職向け公募制研修のひとつとして、14 名様 2 チームでご利用いただきました! 

富国生命保険相互会社
人材開発本部 内務教育グループ 専任副部長 柳川重子様(写真右)
業務部 業務グループ 主任 佐藤芳子様
柳川様 佐藤様

「長く勤められる会社だからこそ、外部からの刺激も必要。一般職向け研修に取り入れることで、対話を活性化させたい」

富国生命保険相互会社では、一般職向けに「エレガントプラン」という取り組みを実施しています。全国約 700 名の一般職が 92 チームに分かれ、月1回1時間、テーマを決めてコミュニケーションを図る「エレガントサロン」をはじめ、公募制の研修なども実施。そのひとつとして 2012 年よりダイアログ・イン・ザ・ダーク(以下 DID)をご利用いただいています。DID での研修がどのように活用されているのか、内務教育グループの柳川さん、そして研修にご参加いただいた佐藤さんにお話をうかがいました。 

今回、DIDを職員研修として導入されようと思ったきっかけを教えてください。
柳川様(以下、敬称略)「2011 年ごろに、私の上司が DID を体験してすごく良かった、ぜひ取り入れたいということで、私も BWS 体験会に参加しました。真っ暗闇の中はとても怖く、思い切って『肩を触らせてもらってもいいですか?』と話しかけたりと、男女関係なく人と触れていることで強烈な安心感がありました。初めて会った人同士でも名前もすぐ覚えてしまうし、チームビルディングに最高に効果があるのではと感じましたね」 
ありがとうございます。おかげで 2012 年から、一般職の方向けの研修のひとつとしてご利用いただいています。
柳川「弊社では、一般職(すべて女性)が全国に約 700 名ほどおります。勤続年数が 20〜30 年以上と長い方も多いのですが、自分の部署だけで物を考えたり、自分のやり方ができあがっていたりと守りに入りがちです。外部の刺激がないと、どうしても考え方も固まってしまいます。それで、2010 年くらいから公募制の研修を「エレガントプラン」の中で取り入れるようになりました。研修は4つほど、自己理解、コーチング、コミュニケーションといった目的のものを取り入れていて、DID は2年連続で利用しています。本社と支社がつながれる研修の場ともなっていて、旭川、長崎の支社を含め、全国から参加しています」
「エレガントプラン」とは、一般職の方を対象とした取り組みなのですね。
柳川「一般職の(対話の)場づくりとして取り入れています。たとえば月1回1時間、業務時間内に実施している『エレガントサロン』では、みんなで話す場をもつことが大切だと考えていて、今年は『感じのいい職場づくり』というテーマで開催しています。なかなか上手くいかないこともありますが、続けることが大切ではと考えています」
今回は 14 名の方にご参加いただきましたが、佐藤さん、実際にご体験されていかがでしたか?
外苑前会場でDID体験
佐藤様(以下、敬称略)「1 年前に参加した人の話は聞いていましたが、それでもちょっとは見えるんじゃないかと思っていました。でも、ほんとに全く見えない世界を経験して、視覚以外の感覚、誰の声なのか、足で触れた感覚、空気感や雰囲気など敏感になりました。また、同じチームメイトに声をかけ、互いに助け合いましたね。自分も助けてもらいたいから声をかけるけど、きっとチームメイトにとってもそのほうがいいだろうと。そして声をかけてつながったときの安心感は、初めての感覚でした。子どもがいるのですが、DID を体験して思ったのは、寝る時にいつも私のどこかに触れているんです。母親に触れていると安心して眠れるのかなと。DID の暗闇に入ったときは、「私もつかまるけど、あなたもつかまっていいよ」みたいな安心感、心のつながりが、数時間だけど感じられました。それで、仕事でも自分がやってほしいことは人もやってほしいんじゃないか、そんなことを意識するようになりました。もしそれが相手にとっておせっかいだったら、やめればいいだけの話ですから」
暗闇での気付きを日常でも意識されているのですね。
オフィスでの業務
佐藤「DID の後、参加したメンバーで懇親会があったのですが、『レインボー、できたと思ったのにダメだったね!』とか、反省会みたいになって、盛り上がりました(笑)。全国から集まったメンバーと知り合うことができたので、その後、仕事で電話したときも『DID で一緒だった●●です』『あ〜!◎◎さん。元気ですかー?』と一言加わったりして。そういうちょっとしたつながりも大切だなと感じますね」 柳川「体験後、1週間以内に社内で実施した研修レポートでは、感想のほかに『今回学んだことを職場でどのように活用したいと思いますか?』といった質問も投げかけています。まだ実際『どう活用したか』までは追いきれていないのですが…」(※研修レポートの一部をインタビューの後に掲載しています)
今後も、少しでも多くの方が DID をご体験されることを願っています!
佐藤「私は研修が好きで、公募になってから日程さえ合えば参加しているのですが、中には『ちょっと恥ずかしい』とか遠慮してしまう人もいます。なので、『今年受けて良かったから行くといいよ!』とか『一緒に行こうよ』とか、ひと押ししていきます」 柳川「上司や先輩に遠慮する場合もありますね。それでもまだ、都内近郊なら参加しやすいのですが、全国各支社となると1泊になる方もいますし、一人での参加が不安な方もいます。実際参加した人が声掛けをしていくことで広げていく、ちょっとした後押しも必要だと感じますね。自分も DID を体験してから、『みんな行きましょう!』と宣伝を続けています(笑)」
これからもどうぞよろしくお願いします。
    〜「DID 研修レポート」より〜(フコク生命様実施分より一部抜粋させていただいています)
  • 「人に話しかける、話を聞く、触れ合う、といった、ふだんは無意識に行っている行動を意識的に行うことで、【ダイアログ(対話)】の大切さを実感しました。また、それらは一方的では通じないということも意識できました。相手との感覚の違い、わかっている“つもり”になっていないかの戒め、自分(の発する言葉)をどうやれば理解してもらえるかの努力、相手が何を発信しようとしているか理解しようとする気持ち。簡単そうに思えてどれも難しいことですが、忘れず意識して過ごしていきたいです」
  • 「伝わったと思っても伝わっていなかったり、相手が言ったことに対してなんとなく理解したつもりだったら実際は違っていたり、ということがあります。そのすり合わせが大切だと実感したので、ふだんの会話から仕事上の会話まで、自分が話したことは伝わっているだろうかと確認しながら話すことを心がけ、相手の話に対しては曖昧なままにせず、詳しく聞いたりしてみようと思います」
  • 「話を聴いたり人に話をするときは、『思い込みがあるかもしれない、人によって考え方や価値観はさまざまだ』ということを意識しながら、コミュニケーションをとっていきたい。

(※2013 年 11 月取材)

【富国生命保険相互会社】http://www.fukoku-life.co.jp/
オフィスで東京本社(千代田区内幸町)と千葉ニュータウン本社のほか、支社は全国 62 カ所、営業所は 470 カ所を擁し、うち一般職(転居を伴わない転勤あり)の女性は約 700 名が在職。「結婚しないで続ける人、結婚して続ける人、子どもを産んでから戻ってくる人、みんなけっこう長く勤めています。会社のサポートもあり、あったかい会社です」と佐藤さん。