導入事例

総本店部
竹中 美和様

「リーダーシップ・フォロアーシップの重要さを
一人ひとりが深く認識し、ホスピタリティが向上しました。」

2011年5月に資生堂グループの様々な化粧品を扱うフロアやカウンセリング、ヘアーメーキャップサロンなどを設ける、総合美容施設「SHISEIDO THE GINZA」をオープンされた株式会社資生堂様。スタイリストやカメラマン、エステティシャンなど、それぞれの分野のプロフェッショナルが連携し、より高いサービスを実現できるよう、全スタッフを対象にコミュニケーション研修としてご利用いただきました。

個性の相乗効果に期待

Q. 今回、DIDの研修を導入された背景を教えてください
「SHISEIDO THE GINZA」は、当社初の試みである総合美容施設として、一人ひとりのお客さまに総合的な美容の提案を実現するために、60名のプロフェッショナルを集結させました。

美容部員、エステティシャン、ヘアーメーキャップアーティスト、カメラマンなどそれぞれの分野のプロフェッショナルが高い技術と個性を活かしながら連携していくために、コミュニケーションを深めることは最も重要と考えていたんです。

もともと、THE GINZAの店長が以前からDIDを知っており、ボランティアスタッフとして参加したこともあったため、その効果は十分に理解していましたので、数ある研修のひとつとして、今回DIDの研修を利用させていただきました。

Q. この研修の狙いは?
たとえば、美容部員とカメラマンは一緒に仕事をしたことがないなど、ほとんどのスタッフが他分野とのかかわりのない世界で個性を磨いてきましたし、当社もこのような試みが初めてでしたから、まずは相互理解が重要だと思いました。

また、ゴールを決めて研修を受講させたというよりは、この研修によってどんな効果が得られるのか、私自身楽しみにしている部分もありました。
あとは、美容業界では必要な「五感を磨く」ということを考えるだけでなく実体験として感じとってもらうことも目的としてありましたね。

見た目だけではなく五感で伝える接客を

Q. 研修後の成果はいかがでしたか?
暗闇のワークをチームで受講していくなかで、リーダーシップ、フォロアーシップの重要さを体験を通して感じたようです。印象的だったのは、割と控えめなタイプのエステティシャンのメンバーが、自分はリーダータイプかもしれない、という気づきがあったといっていたことです。今までいつも周りの人たちの表情をよみすぎていた自分を発見し、表情がみえなくなることで、リーダーシップへの自覚が芽生え、それが自信につながったと。

また、視覚障がい者のアテンドの方たちの話し方・接し方も参考になりました。受講者からはアテンドの方たちの言葉の的確さ、声の表情の豊かさを目の当たりにして、改めて伝えることのむずかしさや、自分自身が今までいかに言葉が足りなかったかに気づいたという声が多くありました。

長い研修プログラムの初期段階にこの暗闇研修を取り入れた事で、お互いを気遣いあったり、フォローしあう光景が様々なシーンで見られ、和やかな空気を作る事ができましたし、その後の研修がスムーズになったと思います。

さらに、今回の体験は接客にもとても役立つ要素がありました。視覚情報を完全に遮断し、嗅覚や触覚を使った体験から、見た目だけでなく感覚の大切さに気づきました。例えばお客様に対してアイシャドーやファンデーションの説明のときに香りや肌触り、粒子の細かさをお伝えするなど、見た目以外の感覚も意識するようになったと思います.

Q. 最後に、DIDの研修の今後のご利用の可能性や、他の企業様にお勧めいただける場合、どのようなグループ・シチュエーションが適していると思われますか?
当社のように、女性が多く、周囲とコミュニケーションをとっていかなければならない同じ職場のメンバー同士にはむいているのではないでしょうか。女性はどうしても見た目から判断してしまうことも多いと思いますし、視覚を閉ざしてコミュニケーションをとることで、多くの人との関わりのなかで自分がいることを改めて気づかせてくれると思います。

また当社も、化粧品に対する感覚をもっと研ぎすませるためにアテンドの方たちと一緒に指先の触感や香り、言葉による表現など、見た目だけでない感覚を教わる研修をしてみたいですね。

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株式会社資生堂
1872年に銀座に創業以来、国内外の化粧品製造販売事業を中心に、美容サービス事業、レストラン事業、など幅広い事業を通して「美しい生活文化の創造」を目指す化粧品メーカーです。『一瞬も一生も美しく』をコーポレートスローガンとして掲げています。